<1話>
僕の目をあげる
もう君を見なくてすむのなら
僕の耳をあげる
君の声を聞かなくてすむのなら
僕の口をあげる
もう誰とも話したくないんだ

<2話>
昨日とても明るかった空がたった一日でぼんより雲ってしまう
それがごく単純に僕達の世界なんだ

<3話>
黙っているのが一番いいことだ
僕は本能的にそう感じていた
彼らのゲームを盛り上げてはいけない
そう、まだ僕が耐えられる間はそれがごく単純に僕達の世界なんだ

何かが僕を殺そうとしている
それはきっと、人間じゃない
けど心配いらないよ
僕はいざとなれば助けてもらえるんだ
僕を愛し、信じて、包んでくれる
あの優しくて大きな、大きな波に…

<4話>
僕はまだこの圧力に気づいてもいなかったんだ
唯一 そう 僕の唯一のこの安らぎの場さえもがしだいに暗く閉ざされていく
見えない何かに圧力をもって


<5話>
僕はとても嬉しかったんだ
もう一度キャッチボールができたから
ほら…昔よりもずっと強いボールが投げられるって、誰よりも知って欲しかったから…

僕はわからないんだ教えてほしい
いったいなぜ僕だけがたった独りここにいるのか
誰かどうか誰か教えてほしい
それが何かの罰ならば僕はいつまでこうしているべきなのか

<6話>
僕はとても疲れてこのまま眠ってしまいたい
このままだと負けなのだろうか
悔しいけど僕はそれでもきっと眠ってしまうんだろう
それが何かの罰ならば僕はいつまでこうしているべきなのか

<7話>
僕は次第に物を飲み込めなくなっているんだ
食べてもすぐにもどしてしまう
学校にいるときはもちろんこのうちの中にいてさえ僕は朝が来るのが恐いんだ
太陽よどうか僕を照らさないで
暗闇をどうか長く僕を隠して欲しい

<8話>
狼たちには良心の痛みなどない
集団だから、罪悪感は薄れていくんだ
あぁ…僕に鉄の体があれば、彼らと戦うことができるのに
鋭い牙も決して通すことのない、鉄の体と強い意思が…

<9話>
僕の背中には発条があるんだ
壊れて飽きられるまであるいは次のおもちゃが見つかるまでは
酷使される君自身がオモチャにされたことはあるのかい
順番はいつか巡って来るんだ
突然に容赦なく


<10話>
集団で他人を傷つけるハイエナ達よ
鏡を見たことがあるのかい君も君も君も
僕にはみんな同じ顔にしかみえやしない
姿無き悲しい者達よ

僕には誇りがあるんだ
そう…父さんの息子だという誇りがね
泣いている人がいたら助けてあげる
どんな人にも平等に優しくしてあげるんだ
父さん…お父さん…
僕は大人になったら、あなたのようになりたいんだ

<11話>
もうすぐきっともうすぐこの暗闇から開放されるんだ
その時が来ることをただひたすらに信じて
僕は口を噤み耳を塞ぎそして目を閉じた

<最終回>
たとえば僕が死んだら、どうかこの事を忘れないで欲しい
人を痛めつけ、傷つけても、決して君自信は救われはしないんだということを
そこにはさらに無限の暗闇が広がり
差し伸べる手も、ついには見えなくなってしまうんだ

君は僕の友達だ
いつも僕は君を守ってあげるよ
君がそうしてくれるように
君が涙する時は、日が暮れるまで僕もそばで一緒に泣くだろう
君がそうしてくれるように
さぁ、笑ってごらん
これからの長い人生を、僕たちは互いに助け合っていくんだ
時々けんかをしても、すぐに仲直りをするんだ

やがて僕たちが大人になり、それぞれ父親になった時
僕らの子供たちもきっと、素敵な…そう、かけがえのない友達になるだろう
转自http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1066641475

人间失格:假如我死的话人間・失格~たとえばぼくが死んだら(1994)

又名:人间失格-假如我死的话 / Ningen Shikkaku: Tatoeba bokuga shindara

主演:堂本刚 Tsuyoshi Dômoto/堂本光一 Koichi Dômoto/赤井英和 Hidekazu Akai/樱井幸子 Sachiko Sakurai/荻野目庆子 Keiko Oginome/加势大周 Taisihû Kase/横山惠 Megumi Yokoyama/黑田勇树/斋藤洋介 Yôsuke Saitô/小桥贤儿/山崎一 Hajime Yamazaki/柏原收史 Shuuji Kashiwabara

导演:吉田健 Takeshi Yoshida/吉田秋生 Akio Yoshida编剧:野岛伸司 Shinji Nojima

人间失格:假如我死的话相关影评

Karen
空山